【実刑回避】執行猶予に有利か:吉澤ひとみ容疑者芸能界引退
酒気帯び運転と人身事故さらにひき逃げで逮捕、起訴された、元モーニング娘吉澤ひとみ容疑者が、9月28日に芸能界を引退しました。
吉澤容疑者自らが所属事務所に申し出ての引退となります。
今後は、裁判とその行方にスポットがあてられるでしょう。
今回、引退を自ら申し出たことで、裁判と量刑に影響はあるのでしょうか?
考えてみました。
引退理由
普通に考えて、引退理由は今回のような悪質性の高い事件をおこしてしまったことで、何らかの形で責任をとる必要を本人が認識したということでしょう。
過去に不祥事を起こし、復帰をしている芸能人はたくさんいますが、
今回は飲酒運転、人身事故、ひき逃げとかなり悪質であったため、このまま短期間の活動自粛では、世間が許さないでしょう。
死者が出ないだけ、不幸中の幸いだったといわれているほどの事件です。
また、事件直前まで不倫相手と会っていたのでは?という報道まで飛び出しております。これ以上プライベートを詮索されないためにも芸能界から身を引いたのでしょう。
今後の動向
吉澤容疑者はすでに起訴されています。
保釈されましたが、今後は刑事裁判を経て、量刑の確定となちます。
これからの焦点は、実刑となるか、執行猶予が付くかとなります。
専門家によると、今回の場合は懲役1~2年、執行猶予4年程度となるケースとのことですが、芸能人の場合、下記の諸事情を考慮して刑が軽くまたは、逆に重くなるパターンがありうるとのこと。
- 芸能人ということで凶悪事件が社会に与えた影響を考慮し、刑が重くなる
- 逮捕後の報道にて、すでに仕事に影響がでるなど社会的制裁をうけているので刑が軽くなる
執行猶予が付く条件
吉澤容疑者はお子さんもいますし、元アイドルとして実刑、服役という事態は何としても避けたいところでしょう。
なんとか執行猶予が付くようにと考えているはずです。
この事件に限ったことではなく、執行猶予のためには、まず、被害者への謝罪、示談がすんでいることが非常に重要になります。
被害者への示談金が数千万円になるのではないかとの報道もありましたが、今後弁護士とともに示談交渉を本格化させなければなりません。
また、事件をおこしたことを真摯に反省していることもとても重要です。
今回、「自ら」事務所に申し出て契約解除、芸能界引退を決めたことは執行猶予に向けてプラスに働くことは間違いないと思われます。
復帰はあるのか
これは正直、本人もわからないでしょうし、それについては考えていないと思います。
今後の裁判の結果にもよるでしょう。
執行猶予であれば、薬物事件などを起こして復帰した芸能人もいるので、需要があれば可能性はゼロではありません(被害者との関係も重要ですが)。
実際に実刑を受けた芸能人でいうと、押尾学氏や堀江貴文氏がいますが、そう多くありません。元アイドルということも考慮すると実刑の場合は復帰は絶望的です。
では。